部活顧問の先生、離婚のハナシ。

部活離婚

こんにちは。

少しずつ、朝晩が涼しくなり、
秋の訪れを感じます。

皆さま、いかがお過ごしですか♡

私の夫は、高校の教員です。
部活の顧問をしています。
私は、部活未亡人。

 

前回・・・
“部活未亡人が考える、部活離婚”

お読みくださって、ありがとうございました。

 

部活未亡人が考える、部活離婚。
夫、休みがない。いつも家にいない。「部活未亡人」って言葉がありますが、夫と出逢った頃から、夫は教員でした。部活を頑張るあなたが、すきだった。支えられると思った。子どもだって欲しかった。育てられると思った。

↑↑“部活離婚”↑↑
まだの方は、こちらから♡

【部活離婚(ぶかつりこん)】

教員との婚姻後、教員が部活動の顧問として
指導に時間を割き、
家庭を顧みることができなくなることが原因で、
離婚に至る、あるいは家庭崩壊に繋がること。

 

「離婚」された方・・・
周りにいらっしゃいますか?


私の夫は、高校の教員で
部活の顧問をしています。

 

以前も書きましたが、
私が思うに。

「部活(が、きっかけで)離婚」
全然あると思います。

 

詳しくはこちら・・・♡

本当にあった「離婚」の話。

今回は、
夫の友だちの話をしたいと思います。

高校の教員で、部活顧問。

名前は、S太さん。
私も、何度も会ったことがある。

結婚式には私も呼んで頂いたし、
奥様とお話したことも。

そんなS太さんご夫妻、
そもそもの出逢い・・・

 

S太さんの教え子!!!
※当時、奥様高校生

(wow!)

 

それでね。
結婚し、お子さんが誕生。

住宅ローンを組んで、
新築のマイホームを購入。

・・・順調そうに思える。

 

・・・が、しかし!!!

その一方で、
S太さんが顧問を務める部の
試合で結果が残せない時期が続く・・・

そして、
チームの状態が、良かろうが悪かろうが

S太さんは、
部活に行って、家を空けることが多かった。

分かる

赤ちゃんが生まれ、大変な時も、
部活に没頭していた。

「部活で家にいない」ことで、
奥様の負担が増え、ケンカも増えていった。

うん、すごい分かる

それでね、
部の成績を落としてしまったS太さん。
顧問を外されてしまうのよ。

(学校クビに・・・教員としても残れなかった)

 

それでね。

元々、部活のことでケンカも絶えなかったし
今度は、土日休みの仕事にしよう!
って、気持ちを切り替え・・・

S太さん、
サラリーマンに転職!

ただここで、大きな問題。
・・・収入、下がる。

 

学校の先生ほど、
お給料が見込めなかった。

収入が下がったS太さんのことを、
奥様が馬鹿にする発言も出始めた。

ケンカ、ますます増えた。

マイホームを建て、ローンも組んだ。
売ることは、考えられなかった。

そして奥様、
働きに出る・・・

ここで当時、結婚して2年。
子どもも、2才くらい。

 

そして、パート先で
奥様の「浮気」・・・。

 

・・・「離婚」・・・。

 

一体何が、原因だった!?
悪いのは・・・???

夫婦のことは、
夫婦にしか分からない。

現在、お子さんは7才。
奥様の方が親権を取り、お子さんと暮らしてる。

「部活ばかりで、家庭を大事にしなかった」
それがそもそもの発端だ、とは奥様。

お子さんとは、ライン電話でビデオ通話、
たまにしているらしい。

皆で会うことも、
全然あると言っていた。

一応近くには、
住んでいるらしい。

S太さん、
今もマイホームで1人暮らししてる。
土日休みの、サラリーマン。

 

悪いのは・・・誰か。
「部活」であるのか。
これは、「部活離婚」なのか。

 

???

 

もう独身の頃にはなるが、お酒の席で
「部活は生きがい」と言って笑っていたこと、思い出す。
S太さんも、うちの夫も楽しそうだった。

 

私は、学校に勤めたことはない。

だが、容易にこんな想像はつく。

部活顧問にとって、きっと楽しいと思える瞬間や
一生懸命に頑張る、真っ直ぐな生徒が
かわいいと思う瞬間。

やりがい、達成感は、あるのだろう。

保護者から、大切な子どもを預かっているという使命感。
卒業生から感謝される。
保護者からも、感謝される。

ただ単純に、
その競技が大好きなこと。

その競技を学びたい、強くなりたいという
生徒の純粋な気持ちが、嬉しいこと。

自分も学生時代、
そうだったように。

今の自分から、
この競技を取ったら何も残らないと分かっている。
それだけ、力を入れてきたのだ。

 

また、全国で年々その繋がりが広がっていく。
仲間が増えていく。

だから、対価(給料)の為でなく
仕事という部分とは、別のアタマで。

家庭をないがしろにしてまで、
「仕事だから、仕方ない」と言い訳して

部活に没頭できるのであろう。

・・・もはや「趣味」!?
家庭が、妻がおいていかれる感。
(家族のお飾り感。)

 

ここで考えたいこと。

今回は「部活」が、
一番の大きな原因ではなかったが。

部活をすることで、家庭を顧みない事で。
家庭崩壊のきっかけに繋がったのは、確か。

 

そこを修復し、歩み寄ろうと
お互いの努力がどのくらいあったのか。

そこのフォロー、奥様だけであったのか。

もちろん、奥様の浮気はルール違反。

 

高校生からみた、
先生(大人の男性)とは?

(個人的に思うこと。)

あと、元奥様は「先生」としての大人なカッコイイ
S太さんのことが、好きだったのかなぁと。

教壇に立って授業をしている、
若い男の先生。

それは部活を頑張っている姿も含めて・・・かな?

(こんなに家にいないとは、
思っていなかっただろうが・・・)

 

元々が、年上の大人の「先生」という立場。

高校生の女子、
大人の男性に憧れも持つ時期。

同級生の男子とは、
きっと違って見えていたのだろう。

それが夫婦ともなると、
日々の生活をしながら、恋愛感情の維持は難しい。

その当時、
どんなに燃え上がったとしても。

結婚後も、変わらず(いやそれ以上に)
どれだけ努力やお互いの思いやりがあったか、だ。

または、
それに勝る勢いという名の、エネルギー。

きっと当時“高校生”だったからこそ、
それは、ふつうにあった感情なのだろう。

 

「夫」の顔、
「先生」としての顔。

最後に。

何年か前、うちに生徒さん(部員)が
来る機会があった。

インターハイで日本一、
うちの夫が顧問の先生で
うれしいとキラキラしていた。

(こんなブログを書いていて、
何だか申し訳ない気持ちになった)

 

あぁそうか。

あたしにとっては、家族としては。
夫が部活をすることで、不満なことばかりだけど

生徒さんにとっては、
夫は有難がられる存在なのだなと。

今の若い子たちにとって、
何も余計なことは考えず
“部活”に、“日本一”に。

集中できる環境って、
まさに青春そのもので
夢中になれて、字の如く夢の中。

今のこの世の中で、
そんな気持ちで、
毎日を夢を持って過ごしている子どもたち。

そして、その親。
安心して、子どもを預けることができる「先生」の存在。

教員に関する問題や疑問点
多々あるのだが・・・

犠牲になっている、
家族の不満・・・

 

ふつうに生きて、
ふつうに子ども持てて、
子はふつうに育つ

…今の若者たちは、
困ったときに「なんとかなる」
とは思えない。

かつ、きわめて不寛容な社会で、
慎重に日々をすごしている。
今、この瞬間も。

 

部活を何より優先し、
部活の顧問として、
生きているように見える夫。

うちの夫は、
父親として機能していない。

家族としては、
納得いかないことが多い。

※むしろマイナスでしかない。

・・・だが。
どうせ、夫は変わらない。
部活に行かないわけにいかない。

自分だけ、やらないわけにいかない。

 

これを、どう考える?

 

良い方へ、気持ちに折り合いをつけたい。
前向きに生きていきたい。

その人、その夫婦、きっとその家庭で色々あるのだ。
そうやって、日々暮らしている。
うちだってそうだ。

「現在」に不満があるのなら、
人はそれを変えようとする。

しかし、自分1人の力では
どうにもならない場合もある。

また、そのエネルギーさえ
沸かない時もある。

 

部活顧問を夫に持つ、妻。
この特殊な立場。

それでも、夫の事を応援し、支えねばならない。

 

生活のため。
生きていくため。

子のため、自分のため。

 

 

離婚しないのならば。

 

 

 

↓↓↓
(子どもには、犠牲になっていると思わないで欲しいがための)

部活を中心にまわっている家庭の、むりやりポジティブ!w

【これがwinwinな休日】子どものためにできること。
家族でおでかけ、ほとんどありません。 夫は、休みがありません。 子どもたちも「休みの日、パパいない」が、 本当に普通になった。 可哀想だけどね。

 

 

 

 

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