夫が、部活を休まない理由。

BDK 部活

今日も部活の夫(風邪気味)は、
起きたら既にいなかった。

休みは、夏休み1日だけだった。
分かってる次の休みは12/29〜(正月休み)

土日部活して。
そして月曜からまた授業→部活して。
土日が来る…その繰り返し。

自分だけ辞められないんだって。

凄いと思う。
いつか過労死する、と普通に思う。

 

こんにちは。
部活未亡人 ラぶる。です♡

夫は、今週末も
泊まり“あり”で、部活。

練習試合するんだってさ。

 

いつもお疲れさまです。
読みに来て下さって
ありがとうございます♡

 

「休めるもんなら、休みたいよ」

そんなこと言いながら、荷造りしてる。
・・・相変わらず、夫は部活だけ。

あたしは、
部活以外の全てをやる人。

 

ずっとワンオペで、
家事と育児をしています。

・・・さみしい。しんどい。

 

私の夫は、高校の教員です。
部活動の顧問をしています。
年間ほぼ!休みなしで
愚痴言いつつも、部活に行きます。


なので!私は、ワンオペ専業主婦。

そして「部活未亡人」。

 

“教員の働き方”に、疑問を持っている。
なぜ、部活を休まない!?

 

なんで休日なしで、部活するの?
なんで、休まないんだろ・・・。
訂正!休めないのだろうね。

 

前回、
【部活顧問妻、何が大変か。】

部活顧問妻、何が大変か。
うちの場合、 夫が部活顧問をしている限り、変わらない。 何度も爆発して、離婚覚悟で訴えてきたけれど 現状何も変わらなかった。 諦めた。 苦しかった。

 

お読みくださいまして、
ありがとうございました。

 

まだの方は、
【部活顧問、何が大変か。】
・・・こちらから♡

 

この記事で、夫が部活顧問をすることで
「10の大変(不満)だと思うこと」

を、書いておりますが・・・

 

そのうちの冒頭、3つ!!!

①家にいないことによる、ワンオペ。
②休日がないので、夫の体が心配。
③過労死、あり得るだろうと普通に感じること。

(【部活顧問、何が大変か】~顧問妻、大変だと思うこと10選~ より。)

この①②③、3つに関しては、
【主顧問であるうちの夫が、部活を休まない】
ことで、起こっている!・・・のです。

 

(逆に言うと、この3つは、
部活を程良く休めば、改善される・・・)

 

なのに、
なぜ休まないか・・・。

 

生徒に、
保護者に
学校に・・・

 

結果を、期待されているから!!

です。

 

つねに
“ 優 勝 ”
を求められる。。。

所詮部活、ただの部活。
大学へは推薦で行きたいのか。
そんなに“優勝”が、欲しいのか。

 

「休んだら?」

「もう休んで!!」

結婚して11年、
あたしだって何万回言ったか。

 

でも夫は
休まない、休めない。

 

他の学校は、
必死に練習しているのに

自分たちが休むことで、

練習ができない=弱くなる

ことを、
懸念しているのだと思われ・・・

 

顧問妻、その部活応援すべきか。
土日のカレンダーに “学校”って書いてあるの、 …同じ境遇に言葉がでなかった。 人が“自由裁量”で過労死すると 本当にお思いですか? 「うちの夫もこうなる」と、普通に思う。 でも休めないの、ご存知よね?

↑ 教員夫の“働き方”について書いた、
 【顧問妻、その部活応援すべきか。】

こちらも、良かったら
 読んでみてください♡

 

 

・・・それなのに、

④部活はボランティア
(日本一になっても、特に報酬なし)

(【部活顧問、何が大変か】~顧問妻、大変だと思うこと10選~ より。)

・・・なのですよ。

(夫の高校はね。学校によると思うよ。)

家族としては、
(やってられなく
なるのよね・・・)

 

夫の部の場合・・・
練習の計画は、夫の希望というよりも
「生徒の希望」によるもの、なんだってさ。

 

部員(生徒たち)に、
今年度の目標を立てさせる。

そこで例えば・・・
「目標 日本一!」

となれば、そのためにどうすれば良いか・・・
と、練習の計画を立てるそう。

 

(夫は、それに基づいて指導する。
だけどね、生徒たちもやるからには、
目標「日本一」が多い。)
=日本一、練習が必要になるのか!?

 

そして、その間あたし(部活未亡人)は、
ワンオペで、子どもを見ることになる。。。

 

夫、部活でワンオペ。
起きたらいなかった。

うちは「パパいない」が、普通。

だからね、子どもの多少のワガママも
聞いてあげたくなるよ。

でももう、朝から既に疲れた。

何もしてないのに。

連れてってあげなきゃ。
あたしが頑張らなきゃ。

 

そんなワンオペ育児生活、
子どもが生まれてからは、もう9年。
定年まで、この生活が続くのか?
(子らは、少し大きくなってくれたけど)

 

目標達成! 日本一になったよ!!
・・・報酬は!?!?

 

だったら・・・せめて
正当な対価くらい、欲しい。。。
そう思いませんか?

 

休まず練習の甲斐もあり、
おかげ様で、今年・・・

 

全国優勝!

 

することが、
できました!!!

~ おめでとう ~

 

夫が拘って指導してきたことが、
“日本一”という、最高のかたちで
報われた。そのことに

~ おめでとう ~

 

(本音)・・・でも、
それに対する
“対価”は、ないのよね。

 

「優勝してね」

表敬訪問でお偉い方に、
校長に激励された夫。

ただの教職員に、
ソレを求めないで欲しい。

部員を乗せ、
バス運転して国体に行っている。

あたしたち顧問家族は、
頑張ってとは言わず、
夫を送り出してる。

ソレを求めるのなら、
莫大な対価が欲しい。

だって夫は、
ただの高校の教員なのだ。

言われた通り国体優勝したから、
お金たくさん欲しいでーす♡

え?何もないって?
え?少年の部は
ただの部活だからって?

…せめて対価欲しい。
正当に請求したい。

時間外労働、土日は!?

対価がないから、
むしろ赤字のボランティア。

これじゃ、誰も報われんだろ。

優勝してとか、
もう簡単に言うな!

対価も休みもない・・・
なのになぜ、夫は部活に行くのか。
長くなりましたが、
夫の答えは、ひとつ。

「それが、仕事だから」
です。
それ以上でも、
それ以下でもありません。

 

 

「使命感を持ってやっている」
「骨をうずめる覚悟でやっている」
それだけ。
それで、
「家族を養おうとしてくれている」
それだけ。

 

 

部活は、業務外のボランティア。

 

 

だけど(夫の)仕事の中に、
部活が組み込まれている以上、

 

 

「やらねば、ならない。」

 

 

学校や授業、校外行事のことも、
生徒のことも、部活も全部休まずに
必死で、頑張ってくれている。

 

夫の競技は、専門です。
元々、夫自身も経験のある部なのです。
経験したことのない部の顧問をする。
・・・これは相当キツイですよね。
でも、そんな先生方もいます。
夫、“自分は、まだ恵まれている方
なんだから、頑張れる”と、
言う。

プラス、
妻のあたしの見解。

 

悪く言えば、夫は、
部活に“洗脳”されているので、

だから、
顧問をやれているのだと思う。

 

“洗脳”・・・そうでもしないと
見合わないし、納得感なんてない。
現実、ツラいだけだと思う。

これは、まず・・・
自分(夫)自身が、学生時代、
部活人間だったこと。

 

良いように言うと、
まさに“青春”
だったのだと、思う!

 

インターハイ、国体も出た。
大学でも、その競技を続けた。

いつかその部活の顧問をするかも
しれないから・・・教員免許を取った。
この競技のことが
単純に「大好きだった」のだと思う。
自分を語る上で、切っても切れない
特別な競技となった。

 

だから、何か自分に
できることで
“恩返し”したい?
・・・と、勝手に解釈している。

教員の仕事は、業務量が膨大で、
卒業後の進路保障だって大事。

 

あとは、変なクセのある保護者の対応も、
やんなきゃいけなかったり。

(こういうのが本当要らん。)

他にも多々・・・

そこに(放課後と休日を返上しての)
ウエイトの大きい「部活動」。
(部活は教員の業務外ではあるが、
赤字ボランティアでやっている)

そこまで。

そういうの
全~部含めてが、夫の仕事。

土日、午前中部活して、
午後からテスト作ったりしてるし。
部活までやってると、
通常の業務の方に、
影響がでるのだろうな。

 

 

なぜ休まないかではなく
  ・・・「休めない。」

 

あとは、年輩者・・・
目上の先生方や、協会関係・・・

こういうお偉い方々は、
「がんばって練習しろ~」
と言うだけ言う。(なので、厄介。)

 

土日の部活をしばらく
“抑え気味”にしてた時期、あったのよ。

そしたら先輩の先生とか協会の人?
とにかく年配者に

「甘い!やる気はあるのか!俺たちの時代はもっと〜」

あたしも、夫とその場に一緒にいたけど。
「理解し支えろ」って、怒られた。

 

 

せめて正当な対価・・・

くーだーさーいーなー。
板挟みに苦しむ夫。
そのツラい気持ちを知ってるだけに、
責められなくなるよ・・・。

「ワンオペするしかない」

 

この環境がムリだ、
限界だ、イヤだ・・・

何度だって爆発してきたが、
夫の働き方、変わらなかった。
ここを崩そうとすると、
必ずケンカになった。
~夫が、返してくる言葉~
「理解して欲しい。」
「家を空けてばかりで申し訳ない。」
「負担をかけてばかりで、申し訳ない。」
「部活を休むわけには・・・いかない」

 

ケンカして、お互い譲らなさ過ぎて、
着地点が見えなくて。

もう疲れた、
どうでもいいや、って。

 

離婚しそうになった。

部活を休む姿勢を、
一度も崩そうとしなかった夫。
この人は、変わらない。

 

 

…だけどもね。夫も、
なんだかんだ・・・ちょっと可哀想。

だから、あたしは
だましだまし過ごしてきた。
“初めからいないもの”と、考えた。
戦わないと、ラクにもなれた。
その間に、子どもが大きくなってくれて、
ずいぶんラクになった。
 ・・・これで、
良かったのか?

 

 

当たり前に「休日を家族で過ごすこと」
が、難しい。
きっとそのうち、子どもたちも大きくなって
家族となんて、出掛けなくなる。

 

 

この子育てのやり方で、良かったのかな?
そうするしか、なかったんだ。
ごめんね。
兎にも角にも、子どもたちに、

寂しい思いをさせてる。

だから、子どもたちには、
パパが部活の顧問の先生
“だからこそ”の
メリットをムリヤリ見出し、
ポジティブに伝えてるつもり。

各々が、置かれた場所でムリなくがんばる。
それしか、今は方法がない。
夫が、部活の顧問をすることで、
家庭にとっては、
不満やデメリットしかない。

 

 

顧問とその家族を
「犠牲」にしないと、成り立たない。

休むわけにはいけないという
「風潮」や「圧」がこわい。
専門でない先生が、頑張って部活やっているのに
自分だけ辞めるわけにいかない。

 

もし辞めたら、多方面から
「白い目」で見られる。

おまけに「無償で労働」させられる。
正当な対価さえないのは、違法だと思う。

 

 


だけど、闇が深すぎて

どうしたら良いのか、分からない。

 

 

体調やココロを崩さないように、
自分なりに、夫なりに
頑張るしか方法がない。
 

夫だって、きっと
“だましだまし”して、
働いてるのだろう。

「家族のため」に、と。

あたしの立場としては、
諦めるしかないのかな・・・
そんなのイヤだけど。

 

 

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