夫である教員が、
部活動指導に時間を使うことで、
夫がいなくなったような
状態に陥った妻を示す。
～あたしは、コレ↑を結婚１１年。
部活未亡人（専業主婦）をしています～
子どもは現在、
小３＆年長さんになりました。
こんにちは。
毎日お疲れさまです♡
今回は、人生で一番
余裕がなかった日。
今でもずっと
忘れられない日のお話です。
ずっと、一人で子育てをしている。
（夫は学校の先生で、
年間通して休みがほとんどないため）
「未亡人って、死んだわけじゃあるまいし縁起でもない」
とか、そんなの本当に知らない。
当時は特に、
心に余裕がなかったころだった。
夫が、土日に仕事（部活）に行くのだって、
いつものこと。
それは本当に
いつものことではあるけど。
「絶対行かないで！！！」
って言う日にまで、
部活に行ったこと。
今でも、忘れていない。
今回のこと。
いつもの産後日記に書いてなかったけれど、
心で記憶している。
今日はそれを書きたい。
それは、
下の子を出産して
２～３ヶ月くらいの頃。
【１】０才２～３ヶ月（娘）
【２】３才イヤイヤ期（長男）
【３】産後の私
・・・以上３名で、毎日なんとか過ごしていた。
２人目育児に、慣れない日々。
おまけに、
体の調子も万全ではなかった。
そして、この時期の母親に
一番キツイのが、寝不足。
子どもたちが小さい頃って。
夜泣きと授乳で、
まともに寝れないは常…。
寝かしつけの時間が憂鬱になるくらい、
普段から全然寝てくれない。
それから、息子は
「ママじゃないと、ダメ」な時期。
夫「はいは～い。ママじゃないとダメだもんね☆（で、夫逃げる!!）」
夫は、できることしかしない。
「おっぱい（は、ムリだから）それ以外は全部やる！」
と言っていた、あの勢いは何だったのか。
この日の夜も、
息子は元気が有り余ってるのか、寝ない。
（ごめんね、どこにも出掛けてないもんね。
ごめんね、まだ赤ちゃん外に出せないからね。）
布団の上で、でんぐり返りした
り、元気にお喋りしている。
寝ない、寝る気もない。
それでも、夫を起こさなかった。
聞こえてないし、起きないし。
・・・起きても夫にやれることないし。
（どうせ明日も、土曜だけど朝から部活があるんでしょう。）
親も遠方なので、
本当にひとりで
子育てをしていた。
もう、夫とケンカする
パワーもない状態。
ボロボロで朝を迎えた。
私は、一睡もしていない。
授乳で、オムツ替えで。
寝相の悪い息子に蹴られたりで。
どうせすぐ起きることになるから、
そんな簡単におちおち寝ていられない。
産後のホルモン？の影響か、
寝なくても多分いつものこと。
だから、今日もやってはいける？
・・・体は、最悪の状態だけどね。
なんかね、何となくわかる。
今日はあたし、もうしんどくてヤバい。
・・・だから、勇気を出して、言ったんだ。
こんなこと言うのは、
初めてだった。
『今日は部活休めない？今日このままだと、死にそうなんだけど！』
必死に訴えたけど･･･
部活に行った夫。
“「前もって分かっていたら、
どうにか調整して休めたけど」
･･･って！！
予めこの日って、
決められるわけないでしょう･･･！”
怒りで、
自分の体が震えているのが分かる。
いつものように、普通にドアが閉まって。
・・・絶望で、死にたくなった。
夫は、馬鹿なのか。
いつも、言わないじゃん。
いつもは、
あたしひとりで頑張っている。
でも、それが
今日はムリそうだから言っただけだ。
「いざ」という時に、助けてくれない夫。
「いざ」という時に、助けてもらえない、妻。
・・・「そんな夫を選んだ」という自分に、がく然とする。
仕事だから、仕方ない。
急に休むなんてできない。
自分が行かないといけない。
わかっている。
はぁ～。
そんなことは、重々分かっているが。
納得がいかないのは･･･
これ(部活）が、
ボランティアだということ。
特別手当て、残業代がつくわけじゃない。
だったらせめて、お金欲しい。
いつも家にいない夫。
時間を学校にあげるから、
お金くらいは頂戴よ。
普段は頑張って気づかないふりをしているけれど、
ふと思い出す日が「今日」だった。
こんな時に思い出すなんて、最悪。
なぜ、こんな時に
自分の子より
部活の生徒が優先になる？
妻の事は、心配ではないのか？
その責任はないのか？
〝あぁ～こうやって、子どもと一緒に死にたくなるのね〟
なんかふつうに、
そうおもう。
可愛いけれど、夜中に寝なくて、憎い子。
朝になって、今は寝てる。
・・・起きたら地獄。
さぁ～ここで、
あたしも少しでも寝る…！
（が、自分は出来ない。寝たいと思って少しだけ寝るってムリなの）
ぼぉっと。
ぜんぜん回らない頭で、考える。
寝れてない、自分はボロボロ。
部屋はグシャグシャ。
「助けて」って、誰にも言えないね。
母にも。遠くて来れない。
『逃げ場がない』は、こんなにツラい。
子育てなんとかセンターSOSに電話する勇気
・・・よりも、めんどくさいが勝つ。
「死にたい」
２人の母親なんて、
自分にはムリだった。
１人いるだけで、
こんなに手いっぱいなのにね。
あたしは、
なんで産んでしまったんだろう。
きっと大丈夫だなんて、
どうして思えたんだろう。
負のループ。
産後のホルモン。
メンタルダウンを、なめちゃいけない。
〝なんであたしばっかり…！〟
こんなの全然幸せじゃない。
死ぬほど子どもが欲しくて。
専業主婦への憧れもあったけど。
〝私じゃない方が良かったね。 こんなママでごめんね〟
悔しくて、情けなくて、
涙が出てきた。
赤ちゃんむすめも泣いていたので、一緒に泣いた。
本当に惨め。
上の息子は、眠っていた。
私、もう眠くはない。
ここからは、本当に寝ていられない。
私って、お腹空いてる？
空腹なのかも、分からない。
ただ、おっぱいは出るので、
ぼぉっとおっぱいをあげている。
おっぱいをくわえ、
うるさくなくなった娘。
ほっとする。
子どもが泣いてないというだけで、落ち着く。
３才の息子が起きてこないか、
ハラハラはする。
もっともっと寝ていて欲しい。
どうか今、この状態で起きないで。
こんな私に自分の欲求ばかり、
イロイロ言わないで欲しい。
部活をしている限り、
夫はきっと変わらない。
こんな時にも、部活が優先なのだ。
これからも、
ずっと変わらないと思う。
部活を頑張る
あなたが好きだった。
今のあなたは、
あたしが変わったことに気付いている？
母親になったけど、
父親になれたと言える？
あなたはいつまで、
独身気分でいるつもり？
･･･もう、夫はいないものとしよう。
はじめから「いない」と考える。
自分を嘆いてしまうと、
心が折れて、
取り返しがつかない事をしてしまいそう。
もう自分が壊れそうで、
ギリギリだ。
こんな状態だからこそ、
やはり「母」には頼れない。
心配かけたくない。
相談できる人がいない。
頼って、助けてくれる人はいない。
そうだね。
もう、子どもがただ生きていれば
それでいいこととしよう。
夫は、お金を運んでくれるＡＴＭと見る。
その方が、ずっとラク。
実際に、離婚して。
私一人で、子どもたちを育てていくのは、ムリだけど。
「私一人で育てていく、母親としての覚悟」
絶対に必要だな。
それが、この夫と結婚し、
子どもを持つということ。
私が、やるしかないんだ。
やれるだろうか。
そして、いつまで持つだろうか。
なんとなくこれからの方向性。
心が決まった、ような気がした。
・・・
そして、夫から電話。
『心配だから今から帰る』
（いやいや。もうすぐ夕方になるけど。帰ったところで、あなたに何ができるの？）
結局のところ。
子どもたちは 『パパより、ママがいい♡』から。
家にいない。
いつも一緒にいないのに、
なつくわけないじゃん。
仕事を理由に、 子育てから逃げたものね。
いいね、逃げ場があって。
絶対に忘れないよ。
家にいないパパより。
ダメダメでもママの方が、
子どもたちにとっては、必要ってことなのか？
そんなに私は、いい母親なのか？
あれから５年。
離婚について思うこと
･･･こちらから♡
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